第3話って起承転結の「転」とか来そうだけど、この3話にはたぶん無い。
てか、そもそも私めんどくさがりなのでそろそろ完結したいんだよね。
でも書くって決めたからちゃんと書きます。やっと休日時間できたし、よし。
昼食から帰ってきて、急に仲良くなりだした4人。
午後は、さらにコミュニケーションを深めていくために、各々のライフストーリーシェアっていうのをやった。
生まれてから今日ここに来るまでに、
自分の価値観とか性格とかそういうパーソナルな部分は
どんな過去、経験、環境から来てるんだろうって考えて、それを共有しあう場。
僕でいうと、
父がフリーでアニメーターをやっていて、母は生涯1社に勤めあげ最近再雇用になってまだ働いてる。
そんな二人の間で育ってきたから、
「好きなことで飯食ってけ」
『それは大事だけど社会にもまれるとか我慢も大事』
「締め切りはわかるけど、あと3日こだわったら今の3倍いいもんができんだよ!」
『締め切りまでに出せなかったら評価されないの!』
みたいな、
妥協して合わせるはできるけど、根本的には分かり合えないアーティストとサラリーウーマンのふたりの性格を
「どっちも真だし共感できちゃう・・・」
みたいに思っちゃう、わかりやすく中途半端に育った子供がいっちょあがりなわけです。
喧嘩もおおかったし、どっちかがいないときにどっちかの陰口とか聞かされてきたから
そういうの嫌いになったんだろうなぁ。
だれからも嫌われたくないし、どっちにもいい顔しちゃうし、
自分の仲のいい友達同士が仲悪いの嫌だし。
でも陰で愚痴るのは言うのも聞くのも嫌だから、そういうのが多すぎる人とは付き合わなくなったな。
とかとか。一例だけどそういうのを一人15~20分くらい語るのよ。
結構ディープな話もするから、自然と本音で話し合いやすい空気が作られてったんだと思う。
それで、なんで?とか具体的には?とか聞いていくと、
その人にとって自分の新たな気づきがあったり、再確認があったり。
価値観を深めていく作業です。
もちろんある程度しゃべっていれば、なんとなくこういう人そうっていうのわかってくるじゃん。
それで聞いてると、それほんとに思ってるの?とか、なんでそこにこだわってるの?こっちもあるじゃんみたいなのがチームで言い合えるようになる。
僕が、誰かに言われてハッとしたのは、
「何か熱中することをやりつづけたいって、一つじゃなくていいよね?
転々としていいし、複数あってよくない?」
ってことば。
実際には言れわなかったけど、たぶんそのあと
(たろちゃんは、一つのことを生涯続けるのは難しいと思うよ。)
っていうのが続いてたと思う。
話す中で分かってきてて、その人なりに僕を考えてくれた時の違和感だったのかもしれない。
これは自分の中でハッとする気付きで、
熱中している状態が続くのが理想なだけで、それは何か一つだけじゃなくてよかったんだ。
今まで探そう・見つけようとしてたけど、「ずっと」のハードルは思ったより高くて。
拾っては違うかもと思い、捨てたものも多かったかもしれないな。って
ほら、チームにコミットすると、こういう良いことも出てくる。
この会を通して感じたこと。
別に特別なことをしてたわけじゃない。
だってそうだよね。みんな20歳超えたら何となく自分のことをそれまでより深く考え始めるし就活を経験したら自己分析とか既にしてるでしょ。
じゃあ何がこの場をクリエイティブにしたのか。
僕の答えは3つ。
1. 2日間丸々、朝から晩まで自分のことについて内省する時間をとる。
普段学生も社会人もなかなかできないよね。特に社会人。
2. 自らお金を払ったという自覚
地味に大事でしょ。無駄にできない!って感覚。取り組む姿勢変わるから。
3. チームでやる。
しかも自分の深い部分を打ち明けた同士だとなお捗るし、
違う角度から見てくれるから視点が多いのはありがたい。
ということで学びのある1日目だったなぁ。
もちろんコンテンツはもっといっぱいあったけど、
この記事は僕の気持ちをベースに書いてるので、切り取り方も比重もめちゃめちゃだ。
まあそれでいいんだ。
にしても、やっぱ「転」なかったなぁ。